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第140章 進むも戻るもいばらの道か?
11月21日、衆議院が解散しました。大儀の無い選挙をなぜするのか?と野党につつかれていますが、その野党の面々も自身にいくつもの問題を抱え、このまま選挙になれば、弱小に拍車がかかりそうな空気に恐れおののいているのが、実情のように見えます。今年のGDP成長率について、7-9月のマイナス成長の結果を踏まえての消費税増税の延期も決まり、2017年4月に10%への増税も同時に決定、再延期はなしとなりました。それが良かったのか?悪かったのか?ある報道コラムにはこんなことが書いてありました。もし、消費税増税を政府がやめたとしたら、どうなるか?増税を断念した途端に、国債の信用の失墜、デフォルト懸念による金利上昇を招き10~30兆円単位の金利負担増となる。それが更なる国債の発行を促進、国の借金は加速度的に増えることとなり、デフォルトへ直結する可能性が出てくる。一方では、もし今、消費税増税を強行してしまうと、日本経済の活気が無くなり、慢性的に景気後退、結果的に税収が減り、その穴埋めに数兆円の国債の発行となる可能性があるという。まさに『進むも戻るもいばらの道』というほか無い状況だということです。であるならば、安倍政権は、とりあえずどちらにも行かず、時間稼ぎをした?といえるのかなと思います。野党が大儀の無い選挙と攻めては居りますが、実は、2017年4月増税に関して、国民の覚悟を求める選挙のような気がしているのは、私だけでしょうか?でも、内心、1000兆円をはるかに超え、国民一人当たり830万円にも上る借金を返済することなど、到底出来ない事実も、そろそろ受け入れなくてはいけない気もしています。残された最後の手は、インフレしかないかと…。国が借金を劇的に減らすインフレを仕掛けてくるのならば、借り入れ金のある人は、得をします。お金の価値が下がりますからね。
借金は、貨幣価値が下がれば、実質の債務減、即ち借金減です。住宅ローン万々歳!!です。逆に、貯金は貨幣価値が下がれば、実質の資産減となります。これは、あくまでも私見ですが、近い将来の、低金利の借金を持つ人が得をする時代の到来は、国家予算の赤字が続く限り、現実味を帯びてくるということです。今、長期固定金利住宅ローンがお勧め??かも知れません。
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