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2024年09月02日しあわせじん

第189章 ~2024パリオリンピック日本の栄光の裏に~

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株式会社 幹建設
代表取締役 高須賀 幹由


 2024年8月11日パリオリンピックが閉幕しました。私も毎日眠い目を擦りながら、日本頑張れ!と応援していましたよ。しかしながら、柔道・ブレイキン・バスケットなどの、欧州またはフランスびいき判定には閉口しました。本当なら日本の金メダルや間違いなく勝利の判定を出すところを、一部の審判員が堂々と誤審をやらかしていましたね。モヤモヤが未だに心の奥に残っています。次のオリンピックではこのようなことのないように祈るばかりです。
 さて、そんな中で体操ニッポンが躍動しました!男子団体の優勝金メダルです。『勝ちに不思議な勝ち有り、負けに不思議な負け無し』と言われますが、今回の勝利は、その不思議な勝ちだったようです。日本チームは、終盤で中国に大差を付けられておりましたが、全員が決して諦めない!と強い気持ちを全員が持って臨んだから勝てた!と言っておりました。でも、中国の実力から言えば、内村航平選手らが抜けた新制日本を明らかに凌駕していていると言われていましたから、中国が普段通りやれば日本は勝てる状況ではなかったはずです。
 最終競技の鉄棒、中国のレギュラー選手のけがにより、急遽補欠の蘇煒徳選手が繰り上がりの出場演技となり、心身ともに準備不足だったのでしょうか?2度の落下ミスを犯してしまいました。反面、日本のエース橋本大輝選手の完璧な演技の高得点のお陰で日本が逆転し金メダルをもぎ取りましたね。中国側にすれば、不思議な負けと感じたでしょうが、そもそも準備不足の控え選手を、プレッシャーの大きな最終種目に出場させたのが原因となれば、『負けに不思議な負けはない』の言葉通りということになるでしょう。ネットで蘇選手に非難が集中しているようですが、準備不足が原因であれば、彼が受ける非難は監督陣が受けるべきかもしれませんね。いえ、その前に非難は一切するべきではありませんけどね。
 もし、次回のロサンゼルスオリンピックに蘇選手が再度レギュラーで出場できるのであれば、今度こそ素晴らしい演技で今回のリベンジをさせてあげたいものです。体操ジャパンの今後の活躍と蘇選手の幸せな将来を心から祈りたいと思います。


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