第183章　私還暦です。お祝いは？

私が29歳の時に起業したこの「幹建設」は、今年度で満30歳を迎え、私はいつの間にか満60歳の還暦を
迎えることになりました。「人生50年」と昔は言われ、おおよそ50年で人生を終えていたころと比べると今や平均寿命は遥かに延びて長寿となりました。そういえば、12歳で発病した虫垂炎でさえ、医療技術のない時代なら腹膜炎を併発して手遅れになり、もしかすると私はすでにこの世にいなかったかもしれないのです。そう考えると今のこの時代に生まれて、いえ、この恵まれている日本に生まれたからこそ生き残って還暦を迎えられたと考えますと、とてもとても幸運であり、現代の日本という国とこの高い医療技術に感謝をするわけであります。
ですから、感謝の気持ちを込めて、わが社ではしっかりと利益を出して御国への税金の納付は、どんどん積極的にやっていかないといけませんね。税務署様から催促されることなどないように進んでお納めさせていただきます。（本音は秘密…）

私は後5年で社長を退くつもりです。たまにですが、最近とっさに物の名前が出てこなくなってきています。形は頭に浮かぶのに名前がどこかに飛んでってます。これも恐らく後5年程も経てば「あのー、あれよ。何が何してほら…」もうこんなおっさんではスタッフの邪魔ですよ。
そうなる前にこれからしっかりと事業承継の準備です。会社の三要素『人・物・金』をしっかりと完備して、継ぎたくなる会社にしていきます。0.03％以下の確立でしか生き残れない100年企業を目指して、あと69年と3か月頑張っていきますよ！あー、「後輩たちが」ですけど。