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2021年05月27日住まいのコラム

カビにはどう対処する??

前回のコラムで、梅雨の時期の洗濯物の対処法についてお話しました。

この時期気になるのは洗濯物だけではないですよね?

湿気が多くなり、家全体がジメジメしてしまいます。

特に「カビ」が発生してしまうと厄介ですよね!

今回は家の湿気、カビ対策についてご紹介します。

キッチン

キッチンは水や火を使う場所なので、高温多湿になりやすい場所です。

また、料理をしていると油が跳ねたり、洗い物をすると水が散ったりしますよね?

水を放置しておくとカビそうなのはなんとなくイメージできますが、実は飛び散った油もカビのエサになってしまいます。

料理中に飛び散ってしまった油や調味料を放置していませんか?

そのまま放置してしまうと、油が固まり落ちにくくなるだけでなく

酸化してしまい‘‘臭い‘‘の元にもなってしまいます。

カビ以外でも良くないことが沢山起こってしまいます。

こまめに汚れを落とし、カビにも臭いにも対策を!

シンクの周りのカビにも注意しましょう。

シリコンでできた目地部分は黒カビができやすい場所です。

洗い物の際に飛び散った水や洗剤を放置しておくのはカビが繁殖してしまい危険です!

また、シリコン部分のカビは根が伸びてしまい除去するのも大変です。

浸透してしまうことのないように、こまめに拭き掃除を行いましょう。

塩素系のキッチン用漂白剤を使いカビを寄せ付けない予防をすると良いですよ!

既に住み着いてしまった黒カビにも塩素系漂白剤や市販のカビ除去剤を使うと効果的です。

まずはホコリなどの汚れを拭き取り、塩素系漂白剤などを塗ります。ラップなどでパックして30分程度放置した後に流すだけでも綺麗になりますよ!

シンク下の収納部分も要注意ポイントです!!

排水管付近は湿度も高く、温度の変化もしやすい場所です。また、風通しも悪くカビにとっては絶好の繁殖場所です。

そんなシンク下に食材を保管してはいませんか?

カビが繁殖しやすい場所なので、食材の保管はとっても危険です。

特にお米などは虫も付きやすく、カビやすいのでシンク下には置かないようにしましょう!

定期的にシンク下収納の扉を開けて空気の循環を行うといいですよ。

お風呂

お風呂は普段からカビが気になる場所ですよね。梅雨の時期になるとどうでしょうか?

湿度がさらにあがり、カビの繁殖が進んでしまいます。

お風呂場はシリコンの目地部分だけでなく、床や壁、天井にも注意が必要です。

浴室に皮脂汚れなどが残っているとカビのエサとなってしまいます。

お風呂の後は浴槽だけでなく、壁や床も洗い流すようにしましょう。

皮脂汚れなどは臭いの元にもなってしまうので、洗い流すことでカビと臭いの予防にもなりますよ!

普段のこまめな掃除も大切ですが、最近は防カビ用の燻煙材なども売っています。

そちらを利用するのもカビ予防にはおススメです!

お風呂場の換気は短すぎても意味がないですし、長すぎると換気システムが痛んでしまうので2時間程度にしましょう。

家全体

どうしても湿気がこもりがちな季節です。

こまめな換気を心がけましょう!雨の日は窓を開けると、中に吹き込んでしまうのでなかなか換気が難しいですよね・・・。

そんな時はエアコンの除湿機能を使ったり、サーキュレーターなどで空気を循環させましょう。

クローゼットや押し入れ、靴箱の扉も定期的に開けて下さいね!

重曹や炭には除湿の効果もあるので、靴箱やクローゼットの隅に置くのもおススメです。

一番大切なことは、湿度をため込まず空気を循環させることです!

湿気やカビに負けないように対策をしっかりと行い、梅雨を乗り切りましょう!

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